芝浦まつり2024でお神輿担いでみたよ

体験

2024年7月26日(金)、7月27日(土)に芝浦三丁目のなぎさ通りで、芝浦商店会主催の御田八幡神社大祭 芝浦まつりが開催されました。沿道に漂う焼きそばの香り、お祭り広場のカラオケ大会、大角会の太鼓が響く盆踊り大会。私も大変楽しみました。

2日間続いた芝浦まつりの翌日7月28日(日)に、5年ぶりとなる芝浦三・四丁目町会神輿渡御(みこしとぎょ)が行われました。

10時から子供神輿が行われました。11時から半被の貸出がありました。貸出帳に名前と連絡先を書いて私も参加表明して印半纏をお借りしました。無料です。

既に太陽は真上にあり、日陰にいても暑さで消耗しそう。さらに重い半纏を着て帯を締めたら、それだけで体が蒸されるようでした。日向に目を向けると、サングラス無しでは眩しくて目を開いていられません。

それもそのはず、この日の最高気温予想は37度。担ぐ前から既に蒸し風呂状態です。参加したことを軽く後悔しました。この酷暑の中、5時間も外にいるってだけで正気を疑います。しかし、年々暑さが厳しくなっているこの現実を考えると、このシチュエーションで渡御が行われるのは最後になるかもしれないという危機を感じます。

暑さの問題だけでなく担ぎ手不足も深刻です。他所はトラックでの巡行になっているところも出てきています。今回も芝浦地域だけでなく芝地区や海岸地区はじめたくさんの神輿会(18団体だったか?)にご協力いただきました。

翌年担げるとは限らない!
やるなら今!

皆様にこの過酷な状況をお伝えすべく、今回は明度マシマシの画像でお届けします!

太鼓が鳴り響き、神事と挨拶があり、そして担ぎ手にお神酒が振る舞われました。

12時、時間通りに渡御巡行が始まりました。日向は猛烈な暑さです。しかし不思議と汗が出ないところを見ると、既に脱水状態?

囃子に合わせて激しく魂振りが行われます。

芝浦アイランドに向かって進みます。渚橋の上りがキツく、担ぎ手に軽い悲鳴が混ざります。日陰がない上に風もなく熱風が体を包みます。ソイヤソイヤと声を張りながら手拍子しているだけでも辛い。

12時20分、プラタナス公園で一旦神輿を下ろして休憩となりました。芝浦アイランド自治体から飲み物、おにぎり、漬物が振る舞われました。ちょうど昼時だったので、水とおにぎり2個をありがたく頂きました。ビールも振る舞われます。

この辺りが一番暑くて辛かった。無風で真上から陽射しがある上に地面からの照り返しを浴び、あまりの暑さに沿道の応援もないし、夕凪橋の坂も辛かった。担ぎ手もまだ威勢があって怒号も飛びます。

少し担ぎに入れてもらいましたが、身長が全然足りないので担ぎ棒にぶら下がらないようにするので精一杯。せめて重みにならないよう、足を運ぶのに必死でした。

芝浦四丁目交差点を右に折れ、八千代橋前で再び神輿を下ろしました。13時20分、トリニティー芝浦緑地の公開空地で芝浦三・四丁目町内会の振舞いをいただきました。水がおどろくほど体に入ります。そして梅干しが甘い。完全に体からミネラルが抜けてます💦頭が逆上せて来ました。まだ半分も来てないのが信じられません。ビールを飲む人もいます。

八千代橋で左折したところで、芝浦三四丁目町会事務所・芝浦三四会館前で会長自ら氷を配ってました。私も手のひら一杯分をありがたく受け取り、手ぬぐいに包んで首に巻いたところ、ようやく体が楽になりました。氷最高!

三田警察署前交差点を左折し警察署を通過。14時、突き当りのヤマト運輸が入っているビルの前でリハの郷三田のスタッフの皆様に温かく迎えていただき、給水と氷で十分に休むことができました。ホースで水をかけてもらったおかげで、全身ずぶ濡れです。この辺くらいから生きてるだけで十分立派って気分になっていました。

この後、神輿は三田警察署に一旦立ち寄った後、田町駅方向に進みました。14時40分、ベイコート芝浦の公開空地で神輿を下ろし、軽い休憩を取ります。

さすがに全員疲れてきて担ぎ手が減ってきました。そんな時でも神輿会の方々が声を張り、わっしょい担ぎで気合いを入れてくださいます。

15時、田町駅前なぎさテラスの神酒所は、ビルの冷房が少し流れてきて安らぎました。水分を取り、アイスキャンディを貰って体の中から冷します。どんなに水分を取っても一切トイレに行きたくならないところが怖い。飲んだそばから汗になるのがわかります。

ここでも氷を分けて貰って首に巻いた手ぬぐいの中に入れました。元気が出たので再び担ぎに入れてもらいましたが、やっぱり身長が足りないのでつま先立ちで進みます💦

なぎさ通りを進み新芝橋を通過。芝浦商店街に入って渡御出発地点を通過し、しおかぜ通りを折れてパティスリー ポールサンセールの角を更に折れ、芝の浦前に神酒所が設けられていました。フルーツやキュウリがうまい!日本酒もありました。お酒が飲める人はうれしいだろうなあ。ここで長めの休憩を取って復活です。

16時に再びなぎさ通りに戻ってきました。ここからは最後の未輿入れ。担ぎ手全員が入るまで延々入れ直しとなり、下がれ下がれ、サアサアサアの繰り返しです。

会長さんの木が入ってようやく渡御終了です。

三本締めで解散、納会となりました。

体はキツかったけど、滅多にない良い体験でした。
関係者の皆様、担ぎ手の皆様、ご一緒させていただき大変ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました